手賀沼日記

手賀沼徒然草

果物王―バナナ

果物には、うまいものが多い。

果物の王はバナナではあるまいか。いつでも、どこでも、安く手に入り、うまい。「果物王」としての必要にして十分な条件を備えていると思う。

時として果物の王はドリアン、女王はマンゴスチンと言われる。確かにうまいし、それなりの理由は理解できるが、上記4条件をすべて満たしているとは言えない。

女房を質に入れても食えと言われるドリアンは、その独特の臭いから、レストランや家庭ではなく、道路際の野外で食べるものだ。マンゴスチンは女王の名にふさわしいが、いつでも、どこでもとは言えない。

かって東南アジアで、「好きな果物は?」と聞かれたら、バナナと言うなと言われた。庶民の食べ物で、高級感がないかららしい。「マンゴスチン」とでも言っておけば無難だという。